ウズラ
こんばんは、ノラクロです。
みなさん、うずら卵は好きですか?わたしは好きです。中華丼のうずら卵は全部わたしのものです。
けど、今日はその親。ウズラ肉のお話をひとつ。
相変わらず市場をウロつく休日。
冷凍コーナーに見知らぬ鳥肉発見伝!!!
ん?なんだこれ?英語じゃないな…
フランス語?cailleってなんだ?
高校の時にジャンレノが好きすぎて、ジャンレノと結婚しようと思って、うっすらと勉強したフランス語のおかげでコレがフランス語らしいということだけはわかりましたが、cailleが何かはわかりません。
だからジャンレノと結婚できなかったのかなぁ。
壁際に寄ってGoogle先生にcailleってなーに?って聞いたらウズラとのこと。
そういえばうずら卵は確実に人よりたくさん食べてきましたが、ウズラ肉はフレンチのコースに入ってたやつを1度食べたのと伏見稲荷でカチカチに焼かれたやつを食べたくらいですな。
買いましょう(即決)
家に連れて帰ってきて、まな板で観察してみます。
ふむ、臭みもないし鳥肉って感じ。
骨も柔らかいし、簡単に半割りにできました。
グリルでカリッと焼いてみましょう。
焼き鳥は10本の指に入るくらい好きなのです。
塩胡椒でシンプルな味付けだけだけど、すこぶる美味しい!!
ギュッと詰まった肉質に濃ゆい味。
すごい、さすが美食の国おフランスからやってきただけはあるザンスね!
臭み抜きの必要のない肉に、ミーは感動してるザンス!
さて、心の中のイヤミがひと騒ぎしたところで次のお料理にいきましょう。
美味しんぼに出てきた、うずらの丸の椀を食べてみたかったんですよね。
骨ごと包丁で叩いて団子にするとか、出汁が美味しそうすぎて読んでてヨダレじゅるりだったのです。
包丁を二刀流で持ち、肉を叩くこと15分。
しつこめに叩いたけど、明らかに残る硬い骨…雄山せんせー、これどーしたらいいの?
ブレンダー使って良い?たぶん美食倶楽部でブレンダー使ったらクビだろうけど、ここはわたしだけのノラクロキッチンなので、心の中の雄山先生にチョップをお見舞いして気絶してる間にブレンダーで細かいミンチにしました。
ネギと卵、生姜に塩と味噌も少し入れて…
醤油ベースの澄ましに丸めて落として、一煮立ちで完成とします。
まずは、おつゆをひと口…♡
んんんん!!!!なにこれなにこれ!!
滋味深ーーーい!!!!雄山先生ーー!起きてー!これ至高の味でっせ!!美味しいーーー!!
はぁ…恍惚のまま団子をひとかじり。
む、あんなに粉砕したはずなのに骨がやっぱり歯に触る。
これ、どーしたら良いのかなぁ。たぶん骨ごと叩かないと汁にこの旨味は出ないと思うんですよね。
ふーむ、味はすごく良いだけに残念です。
熟考しながら、次の料理に入ります。
塩胡椒白ワインとローリエを入れてビニール袋で1時間寝かせて…
レバーと玉ねぎと人参を炒めたものを詰めて…
200度のオーブンで20分!
ローストターキーならぬ、ローストうずら!!!
柔らかい!中の詰め物もうずらの肉汁をたっぷり吸って最高です♡♡♡
鶏のローストチキンはクリスマスに焼くんですけど、今後はうずらが良いかも。
1人1羽をお皿に置くのも豪華で見栄えも良いしね!
素焼きにしたものは我が愛犬の食いつきも良くて、うずら肉大満喫だったなー♡
心残りは丸の椀だけ。
心の中の雄山先生と相談します。またチャレンジしよーっと。
では、また。