げんげ
こんばんは!ノラクロです♡
今日は大好きなげんげの話をひとつ。
もともと干物での流通くらいしかない魚らしいけど、関西では結構丸々1匹で売っているのを見かけます。他の地方ではいかがですか??
わたしは今でこそ見かけたら、すかさず買うげんげですが、初見では意味不明なヌルヌルなヤーツでした。
まな板からはみ出すヤーツ。
今回は一尾190円でした。最&高ですな。
内臓だけ出したら、あとは適当にブツ切りで良いのも優秀な魚です、みんな見つけたら買うがよろしよ!
肛門から顎までチョキチョキとハサミで切って内臓を出したら、後はブツ切り!
いつもは豆腐と一緒にちり鍋にするんだけど、今日は色々やってみたいと思います。
胸から下10センチ位の厚い部分は三枚におろして身の部分の水分をギュッとクッキングペーパーで拭き取り削ぎ切りにして刺身に。
ふーむ。新感覚…?
いや、新感覚ではないな…これは刺身こんにゃく?
あまりにぷるりとした身は魚らしさを感じられない。それにじゃくじゃくとした食感は凄く良いものではありませんな。
ふぅ…いきなり心が折れたので、やっぱ、チリが至高でしょ!ってなわけでアラと身をチリ鍋でポン酢でいただきます!
大根おろしが合う合う!ホロリと口の中でほどける食感とじんわり広がる身の旨さ、最高!
アンコウほど旨味がグイグイ来るわけじゃないけれど、ぷるぷるコラーゲン最高ー!
やっぱり火を通したほうが断然良い魚です!
そしたらノラクロ恒例のアレもやりましょう。
醤油ニンニク生姜で揉み込み、小麦粉片栗粉をまぶして唐揚げ!
外はサクッサクッ!中はジュンジュワー!ジューシーで凄くいい!!
旨みがすごいーー!ってかクセがないから何でもあいますな。脂っこいわけでもないからスルスル入るし。
しかし。どんな調理法でも美味しいとなったらもともと流通してた干物が俄然気になってくるのが食いしん坊の性というもの。
ピチットシートで包んだら冷蔵庫でふた晩。
天日で1日。
20分熱燻…
また一晩冷蔵庫で寝かせて、グリルで5分。
!!!
全然違う魚よ!例えるなら、ホッケみたい!
ぷるぷるの素(水分)が抜けたら、こんなに繊維がしっかりとした魚だなんて驚きです。
これなら、捌いてすぐピチッとシートにくるんで1日くらいのものをお造りで食べたら、また違うんじゃないでしょうか。
ってかこれだけしっかりとするなら、お造りも美味しそう…。
まだまだ、ゲンゲの研究は続きそうです。
愛してるよ!ゲンゲ!!!
では、また。