モウカザメ

こんばんは、ノラクロです。

大阪も雨が強くなってきましたな。各地で災害級の雨が猛威を奮っているようなので、みなさまお気をつけください。

そして雨で何もできない暇つぶしにでもこのブログを読んで、「こいつまたバカなことやってんな」って少しでも笑って貰えると幸いです。

さてそんな今日はモウカザメの話をひとつ。

恒例の大好きなデパ地下で出会ったモウカザメ。

サメってそういえばフカヒレくらいしか食べたことがないことを思い出しました。

また鉄鍋のジャンっていう漫画の話になるんですけど、作中でサメ肉はアンモニア臭いなんて言われていたので、ちょっとビビりながらも見切り発車で買いました。

まな板に出して見ました。

ぺっとりとした、弾力のある身は鼻を近づけても臭みもなくて全然大丈夫そう！

なーんだ！ビビって損しちゃった！

まずはそのままの味が知りたかったのでグリルで塩焼きにしてみます。

焼けた後も食欲をそそる良い香りで、誘われるようにひとくち。

んん！！なにこれ！何かって言われたら間違いなく魚なんだけど、鶏っぽい？繊維の一本一本が太くてムッチリもっちり美味しい！あ、貝柱の繊維っぽくもあるな。

しかし淡白な味わいなので、お次は照り焼きに。

うんうん。間違いない！タレが絡むとより魚より鶏感が増しました。ジャキジャキした繊維の歯ごたえが気持ち良くって嬉しくなっちゃう♡

次は1番ポピュラーであろう煮付け。

お！！いきなり魚感が前に出てきました。

相変わらず繊維はしっかりしてるけどホロリとほぐれる身は上質な白身魚そのものです。

生姜とか効かせてないのに臭みもないし、煮汁に旨味も染み出してるし最高！

もちろん煮汁は白飯にぶちかけて食べました。

さて、最後に。

冒頭で話した鉄鍋のジャンって漫画の中に出てきたサメ料理のメニューでどうしても食べたいのがあるんです。

まず薄切りにして…

サメのしゃぶしゃぶ！！

本当は心臓もあれば完璧だったんですけど、仕方ありませんな。

関東では結構出回っているようなので、いつか出会えますように。

ではポン酢を付けてひとくち。

おお、魚感が煮付けの時よりすごい…けど鶏ささみぽくもあって不思議な食感です。

味自体は、少し酸味があってほんの少し血の味がする淡白な旨味が豊富なモウカザメ自体の味が1番よくわかってすごく良きですな。

さすが黄蘭青！！（鉄鍋のジャンの登場人物）

2代目百蘭王（アジアの料理界を牛耳るなんかすごい人）なだけあるね！！

今回は無難なのばかり作ってみたけど、もし私が鉄鍋のジャンの料理大会に出るならどんな料理を作ろうかなぁ…

うーん、やっぱりその場で他の食材も見たりしつつ考えるかな！

だって私の料理のモットーで信条は【料理は見切り発車】ですからね！！

※鉄鍋のジャンの登場人物はみんなそれぞれに【料理は◯◯】って信念があるのです。

ああ！また鉄鍋のジャンの話ばっかりしちゃった！

みんな読んでよ！そんで誰か偉いアニメ業界の人、アニメ化してよ！もう20年も全裸待機してるのよ！！風邪ひいちゃう！

アニメ化の際は、ジャンは小野大輔さん、小此木は神谷浩史さん、黄蘭青は遊佐浩二さんの声を勝手に熱く希望しています！！

では、また。