スズメダイ
こんばんは、ノラクロです。
こないだのメロの記事のアクセス数がアホほど伸びてて驚いている次第です。
でも多分、【淫ら】とか【タンクトップ一丁】とかに引っかかって見ちゃった人が多いんだと思うんですよね。
アハハ!残念でした!ここには変な食べ物を食べる変態しかいませーん!!
とか、開き直った本日はスズメダイの話をひとつ。
釣り好きの友人に、「外道なのは知っている、だがインターネットで梅雨時期のスズメダイは旨いって見たから食べたいんだ!!」とお願いして、サビキにかかったやつを持って帰って来てもらいました。
ってか昔、よく釣りに行ってた頃は私もサビキでかかったら舌打ちしてリリースしてたもんな。
ふふ、外道をこんなにいっぱいクーラーボックスに入れて持って帰ってきてくれるだなんてオメェ良いヤツだな!と友人を褒めておきました。
まずは三枚に卸して皮を引いてお造りに。
あんな熱帯魚みたいな見た目だったのに捌くと美味しそうな不思議ーー!!
お醤油をつけてひとくち…。
えーーー!!脂ノリノリで美味しーーい!
1匹からお造り4枚しか取れないのがもどかしい!!
皮を残して炙りにすると益々旨味が増したーー!!
やっぱり皮と身の間の脂が旨いんだなこりゃ。
ポン酢かけて食卓に並べたら家族で旨い旨いと争奪戦でした。
白身で主だった臭みが感じられないなら、やっぱコレでしょってことで。
煮付け♡
頭と内臓はスカッと落として甘く煮付けてみたら、間違いなく美味しい!
こんな風に骨からの身離れも良くて最高でした。
ああ今までの人生でリリースしてきた数知れぬスズメダイの事を悔やんでいます。
しょっちゅう釣りに行っていた22歳のノラクロに、
「それは美味しい魚だからリリースはおやめなさい!!」って言ってビンタしに行きたいよ、ドラえもーーん!!!
さて、気を取り直して。
ここからはインターネットで調べた食べ方を試します。
まずはスズメダイと言えばこれ。
【あぶってかも】
ウロコも頭も内臓も残したまま強めに塩をして…
ペーパーで包んで2日置いたらウロコが黒く焦げるまでよく焼くだけ。
頭、内臓、皮をベリベリっと剥がしてひとくち…
んん!!身が締まってすごく美味しいです!かなり強めに塩したけど、皮を剥がすからしょっぱ過ぎないし身はシコシコに締まってて最高です!
さて次は韓国料理にスズメダイを使った【チェリフェ】という料理があったのでそれを試してみます。
コチュジャンと砂糖、醤油、酢にごま油を混ぜたものにウロコとヒレ、頭と腹骨ごと内臓も切り落として背ごし(薄いブツ切り)にして1日漬けるというものです。
なんと背骨はそのままガシガシ噛んで食べちゃうそうで…勇気を出してひとくち。
うん、うん。コチュジャンとごま油のコクがスズメダイの旨味を引き出してて美味しいんだけど…
骨が硬い!!!
負けずにガシガシ噛むと確かに骨の旨味は感じられるよ!けどそれを上回る硬さ!!
3枚卸しでつけた方が良いと思うよ…
ってかスズメダイって別名「おせん」って呼ばれてて、その由来が…
昔、おせんって名前の女性がスズメダイの硬い骨を喉に引っ掛けてそれが元でお亡くなりになったから、らしいんですね。
なんちゅう事案を由来にするんやって感じですな。
でも実食した今ならわかる。確かに骨はめっちゃ硬いし、けどそれでも食べたい旨味のある魚やもんね…おせんよ…。
こうやって片栗粉叩いて160度の油でじっくり揚げて骨せんべいにすれば、そんな理由でお亡くなりになることもなかったでしょうに…。
しかし骨せんべいってどの魚もほんと美味しいよね!
私、人一倍魚の骨せんべい率が高いお陰か、骨折したことないんですよ!ふふ
とかしょーもない自慢してたら、またブログめっちゃ長くなっちゃったのでこのへんで。
みんなも、魚の骨は骨せんべいにしてみてね!
では、また。