鹹蛋
こんばんは、ノラクロです。
みなさん5億年ぶりですね、いかがお過ごしですか?
私はステイホームで無を続けた結果すごく太りました。今はリングフィットアドベンチャーで筋トレを泣きながらしています。
さて、久しぶりにブログを書く気になったのは上でお話しした通り最近筋トレに勤しんでいるわけなのですが、それにピッタリのタンパク質の食材食べたじゃない♡と思い出した次第です。
きっかけがないとなかなか書き出せない馬鹿野郎の今日は、鹹蛋の話をひとつ。
鹹蛋【シェンタン】と読みます。中華食材のひとつで塩漬けにしたアヒルの卵です。
神戸の南京町にある中華食材屋さんで見つけて、「鉄鍋のジャンで見たやつや!!」と見切り発車で買いました。押さえで2個買いました。
これは茹でられていますが、基本的には生の状態なんですって。
原材料はアヒルの卵と食塩のみというit's so シンプル。
卵と塩だけで傷まないのかしら……と脳裏に不安がよぎったのですが中国4000年の歴史を信じたいと思います。
帰宅して封を開けてみると薄青い殻の卵。
気持ち鶏よりも大きいかな?そういえばピータンもアヒルの卵よね、なんて考えながら殻を割ってみます。
全然上手く剥けない……!ピータンのツルツルプリンの感触とは違い、随分と水分が抜けているようでポロポロ崩れて扱い辛いです。
ちなみに鼻を近づけても特に目立つ匂いはせず、ピータンみたいなアンモニア臭がするかとドキドキしていたのでちょっと拍子抜けしました。
あれはアヒルの卵の匂いじゃなくて製作過程で発生する匂いなんでしょーね。
半分に切ってみました。
マジでボソボソで切るのもままならないよ鹹蛋!!!
さわれば触るだけボロボロになっていくのでとりあえず1/4を味見してみます。
いただきまーす……ショッパッッッ!!!
え、なにこれなにこれ?!?!塩が!!致死量レベルの塩分が!口内を襲ったんですけど!!!
おばあちゃんの梅干しより遥かに塩っぱい!!!
なんか舌が、口の中全体が熱い気がするよぅ!!このまま食べるものじゃないね、鹹蛋!
ちょっと何かの間違いじゃないかとGoogle先生に鹹蛋の食べ方を聞いてみると、調味料的な使い方をすることが多いそうで……
そうよね、酒のアテにするにも単体では塩っぱすぎるもんな。病気になっちまうよ。
ってなわけで、みじん切りにして……
おかゆにON!
ぐるぐるかき混ぜて食べたら暴力的なまでの塩分がおかゆに溶けてちょうどいい塩梅になりました。
それにこうすることで鹹蛋の旨味がめっちゃわかる!
おおこれは良いな、塩辛とかカラスミとかそういう感じに近いかな。
塩っぱいから1/4のみじん切りでおかゆ一杯が余裕で食べられちゃう。
おでんのおつゆに溶かした鶏卵の黄身みたいなこっくり深い味がするー!おかゆには出汁入れてないし、これはほんとに鹹蛋の旨味が濃ゆいんだと思う。
気を良くしたので、次はナスピー炒めの調味料を鹹蛋のみじん切りだけで作ってみた。
油で炒めることによって少し独特な発酵臭はしたけれど酒のアテにするなら全然okの範囲内で旨しよー♡
これもまた他の調味料は一切入れてないのに奥深い味がして堪らんかったです。
度数高いお酒が合うかも。なんにしろお酒泥棒だわ……鹹蛋。
さて、冷蔵庫には鹹蛋が丸々ひとつ残っているのですがイマイチ使い道が見つからず放置プレイを受けています。
いや、おかゆも野菜炒めも美味しかったんだけど折角なら他の食べ方もチャレンジしたいじゃない?
何か良い食べ方をご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。
それまでは普通の鶏卵のゆでたまごを食べつつ筋トレに励みますので。
では、また。