ザリガニ
こんにちは、ノラクロです。
暑いですね、また酷暑とのことですのでみなさま熱中症対策は万全でお過ごしください。
わたしは今日も珍妙なものを食べて暮らしております。
そんな今日はザリガニの話をひとつ。
人間、一度はザリガニ釣りに興じたことがあるかと思います。わたしも例に漏れず幼少のみぎりはザリガニを釣ったものです。
そして、剥いて100円ライターで焼いて食べて、お腹を壊しました。
毎日美味しい食事を用意してくれている母にはザリガニを隠れて食べたとは言えませんでした。ごめんなさい、本当に。
さてあれから20年余。ザリガニにリベンジです!
北海道の阿寒湖から冷凍で大量に届いたザリガニ。
仕事が遅くなり、母が受け取ったようで、
絶望のLINEが送られてきました。
重ね重ね、ごめんよお母さん。
さて、とりあえず凍っているので蒸してみます。
ザリガニパーティを夏の終わりに開く、スウェーデンのようにお皿に盛ってみました。バーニャカウダソースなかったからマヨネーズにニンニク混ぜてソースとしました。
頭を取って…
尻尾を取ると背ワタも一緒に取れます。
殻を全て取ると可食部の少なさに震えますが、
マヨネーズをつけてひと口。
ボイルした海老とカニの間くらいの味かな?美味しい!凄く美味しいです。ザリガニミソも少し苦味があって濃ゆくて美味しいです。
夢中で10匹ばかりを食べたところで、やはり殻の多さにちょっともったいない気分になってきたので殻で出汁をとりスープを作ることにしました。
更に追加で10匹ばかり食べ、調理用に10匹剥いたので計30匹の殻をニンニクとオリーブオイルでよく炒めて…
よく煮込んで殻を叩きながらこしたスープで玉ねぎとジャガイモとトマト缶を煮込み、ブレンダーで滑らかにして牛乳で整えたら、ザリガニのビスクの完成♡
海老(ザリガニだけど)とトマトって合うよねぇ。
これはもうご馳走と呼ぶ!フレンチの店で出てきたら普通に有り難がって手を合わせるレベルよ!
さっき剥いたザリガニ10匹は山椒と一緒に和風ペペロンチーノにしました。
これも凄いおいしい…ここはステキなトラットリアでしょうか…トラットリア ノラクロへようこそ…
ビスクだし、パスタだし、もうこれはロブスターって呼んでいいんじゃない?とか思いながらザリガニのこと調べてたら、ザリガニってレイクロブスターって呼ぶってことを知ってニヤリとしました。
いやはや、ザリガニ美味しすぎる。
これはウチダザリガニだけど、もしやアメリカザリガニもちゃんと調理すれば美味しいのでしょうか?
だって味噌汁にぶっこむだけで、もうスーパー美味しいんだものー!
今度は、綺麗な川でアメリカザリガニ釣って食べてみようかな。
もちろんお母さんには内緒で。
では、また。