アヤメエビス
おはようございます、ノラクロです。
こんなにも晴天なのに家にいるのは酷なもんですな。けど今は!!今だけはSTAYHOMEしましょ。
私も今まで撮り溜めてきた食材でブログの更新でもしたいと思います。
さて、そんな今日はアヤメエビスの話をひとつ。
市場にて真っ赤で可愛いお魚発見伝!すかさず見切り発車で買いました。出会いは一期一会ですからね。
カサゴっぽいなぁなんて思ってたら、やっぱりカサゴの仲間だそうで。
こうやって市場にやたら行き、いろんな魚を見たり食べたりしてるうちに段々と◯◯っぽい…っていうのが正解するようになってきてニヤリとしています。
知識というものは、あればあるほど人生がより豊かに楽しくなるものですからね!
【追記】
って書いた時は思っていたのですが、更新した際にアヤメカサゴではなく、アヤメエビスではないでしょうか?と教えていただき調べたところ確かにアヤメエビスでしたー!カサゴの仲間じゃなかった!笑
私の知識、まだまだ不足しているわ!
これからもお勉強しなきゃね!
元々アップした際の文章内の【アヤメカサゴ】は【アヤメエビス】に訂正しております。
ご指摘、ありがとうございました♡
市場のお兄ちゃんとグーグル先生曰く、生も加熱も全部美味い!ウロコもカリッと揚げると美味やで!と俄かには信じがたい情報を得たので早速色々とやっていきましょう!!
まずはまな板で観察。真っ赤でちょこちょこ黄色くてとても可愛いですな。
ヒレはすごく鋭く、刺さるとすごく痛かったです(事後)
みなさまは気をつけてください(指をくわえながら)
お口の中は予想に反して白い。こういう魚って黒いのかなーって勝手に予想していたので意外でした。
自分で捌くとこういう発見もあるから、やめられないのよねぇ。
あとはサクッと捌いて…
とりあえずお造りに。
お造りはアッサリとしていて、身はもちもちで噛み締めると甘くてとても美味しいです。
臭みはありませんが、独特の青い様な香りを感じます。けれど決して嫌なものではなく、【コレ好き!】ランキングに飛び入りしました。
次はアッサリとした身だったので、さっと小麦粉を叩いてバターでムニエルに。
ウロコを取るのが甘くてチラチラ残っていますな、てへぺろ。
まあこれは次回までの課題としましょう。
加熱した身はホロリとほぐれて、パリッと焼いた皮目と身の間のコラーゲンがくちびるをぺとぺとさせてくる感じが堪らないです♡骨がなかなか強かったので、そこだけ気をつけて食べればめっちゃ良き花マル食材です。
そんで、残ったアラの部分はうしお汁にしてみました。昆布で取ったお出汁でゆっくりユラユラと煮ると上品な脂が、表面に浮いて見るからに美味しそうー!塩と少しの醤油で味を調えるだけで完璧な一椀へと昇華しました。
え?ここは素敵な割烹ですか?
「おばんどすえ、割烹野良黒へようおこしやす♡」
などと1人で小芝居を打つ程に美味しい汁でした。
さて、残すは問題のウロコ。甘鯛じゃないんだからさーとか言って疑いつつも油でパリッとするまで低温でじっくりと揚げて…
岩塩をパラリとして恐る恐るつまんでみたところ…
優勝しました。
はぁー?!捨てるはずのウロコがこんなに美味しくて良いんですかーーー?!
ちまちまパリパリつまみながら日本酒飲んでたら、いつのまにか徳利が空になってました。
二合入る徳利なんだけどな…おかしいな…と徳利を覗き込みましたが当たり前に空っぽ。
凄いよアヤメエビス!!君はウロコまで日本酒泥棒だね!!
みなさまも見つけたらぜひウロコも捨てずに揚げて食べてみて!勿論、日本酒の用意は必須でね。
ああ、今日は筆が乗って長くなっちゃったのでこのへんで。
では、また。