脳みそ

こんばんは、ノラクロです。

今日は脳みそのお話をひとつ。

幼少のみぎりから、脳みそに興味津々だったノラクロ。鯛のお頭の脳みそもほじくり出して食べる変態だったわたしは、たぶん小さい頃からちょっとアレだったんでしょうね。

ずっと、食べてみたかった脳みそ！手に入れちゃいました！これは豚のやつ。

うん、グロい。

でも、尊敬する海原雄山先生が美味しいって言うからさぁ！

袋から出したら、プリンくらい柔らかくて慌てて穴杓子に乗せてみた。グロい。

とりあえず、下茹で。おまじないに料理酒を入れてみる。

えーっと、グロい。雄山先生ーーー！ずっとグロいんですけどー！こんなにグロいだなんて聞いてないんですけどーー！

けど、これは食材。チーッチッチ！怖くないよ！って自分を鼓舞しながら、よく火が入った端っこをひと舐め。臭みは全然ないね、これは花マル食材です！

よし調理に入りましょう！俄然勇気が湧いて来ました！

脳みそ料理と言えば、やっぱしフライかしら…？と安直にフライにしてみた。

レモンとウスターソースをじゃぶじゃぶかけてひとくち。

ほう、これは…なんだ？口の中で圧倒的に感じるのは、まず脂。それにまとわりつくような食感。

けど嫌じゃないな。雄山先生と士郎は、中東でも食べられる、白子の代わりと言ってたけどすごく別物だとわたしは述べたい。別物で、すごく旨し！

脳みそ料理といえば、中華を忘れられないよな！とわたしの中の秋山ジャンが大きい声を出すので、麻婆豆腐ならぬ麻婆脳みそにしてみた。

実山椒もいっぱい入れて、脳みその濃厚さに負けない味付けにしてみた。

うん、うん！うん！

これ、正解よ！ありがとう秋山ジャン！！

雄山先生にお出ししたいわ！

キリリと辛くて痺れるソースに、脳みその濃厚さが合うの！ソースでグロさも隠れるし、まったり濃厚な後口は女子が好きな味だと思う！うふふ！脳みそ料理大成功です！

ところで、薬膳には同種同食っていう素敵な言葉があるのはご存知でしょうか？

悪い内臓を改善したければ、同じ内臓を食べれば良いという考えです。

わたしの脳の悪さ、改善されたら良いな…。

ではまた。